012

こんなサイトを立ち上げておいて、「今更なんだ」と思われそうなタイトルですが、今回は効率を求めすぎることの罠について語ります。

スポンサードリンク

「○ヶ月で●段」の価値

ツイッター等SNSで、「始めてから○ヶ月で●段取れました!」などの呟きを見かけることがあります。これが短期間であればあるほど、一般的には「効率が良い」とされます。

確かに、「段位を取得する」(あるいは何か難しい曲にクリアマークを付ける)という面では効率が良いと思いますし、周りから見ても「この人は成長が早い」「センスがいい、才能がある」という風に映ると思います。

僕自身も実際に「始めて1年で皆伝取れた!」とか良く自慢気に呟いてましたし、最初の頃はブログの謳い文句にも使っていました。

しかし、今は短期間で段位を上げること(クリアマークを増やすこと)に全く価値を感じなくなりました。

何故なら、それはあくまで「段位を取得する」までの最短ルートを通っているだけに過ぎないからです。

燃え尽き症候群

自分の昔話になるのですが、LR2の発狂段位overjoyを取得した後、何をすればいいのか全く分からなくなった時期が長く続きました。

今となっては当たり前のことなんですが、これだけ発狂が出来るようになったのに高難易度のスコアが伸びないことを本気で悩んでました。もちろん、拾える量が増えた分はスコアも伸びていたのですが、その先のこと(低難易度のスコア詰め、基礎の見直し)を「効率が悪い」の一点で、全くやろうとしませんでした。

当時は、「最速で段位を取れば効率がいい」とか「才能がある」とか「低難易度埋めは要領が悪い」とかそんなことばかり考えながら突き進んでいました。

しかし、実際の自分は「段位を取るのが上手いだけの人」だったのです。それに気づいたのは、それからかなり後です。

僕が見てきた中でも、駆け足で皆伝を取ったり全白したりで燃え尽きて、明らかにプレイ頻度の減った人がチラホラいます。
そんな彼らと昔の僕に共通しているのが

  • スコアは基本あまり意識しない
  • とにかく乱で粘着してクリアマークを増やす
  • 運指はほぼ完全固定(あるいは手首皿)
  • 段位を取るのが(全白が)速ければ速いほど効率が良くて才能があると思っている
  • 低難易度や基礎的なことを軽視する

といったことです。

特に、高難易度が好きで高難易度ばかりやる人ほど、後々になって低難易度でスコアを詰めることを嫌がって、伸び悩んだと感じ、自然と辞めていくような気がします。

皆伝の、全白の、その先を見据えているか

今、「最速で皆伝になりたい」と考えて、効率を最優先している人に問いたいのは、「その先のことを考えているか」ということです。

皆伝取って、全白して、それで引退。なら何も言うことはないです。基礎なんてクソ食らえです。

しかし更にその先を見ているのであれば、今やっていることは、実は遠回りになっているのかもしれません。