「ガチ押し」を「あんみつを使わない」という意味で認識している方も多いと思いますが、ここで解説する「ガチ押し理論」は全く違う意味です。
簡潔に言うと、BPM140程度までの16分譜面をキッチリ光らせるための理論です。
目次
通常の認識方法
BLOCKS(A) (BPM141)の譜面を例に解説します。
通常の認識方法の場合は、左図のように小節を4分音符単位で区切って、よく聞こえる音や、見やすいノーツを基準にリズムキープします。この場合は黄色の○で囲ったノーツを基準にします。
黄色で囲ったノーツを少し強めに叩くイメージです。すると、自然とトリルのリズムも合ってきます。
この方法を普段意識していない方は、ガチ押しよりも先にこちらをマスターしましょう。ガチ押しで対応しきれない速さ(BPM160↑など)は、こちらの認識方法がベストです。
ガチ押しの認識方法
次に、ガチ押しの説明です。
ガチ押しは、更に16分音符単位で分けます。
先程は、譜面を「1番バス+トリル」と認識していました。バスドラムの音でリズムキープするのは同じですが、今度は「同時→単発→単発→単発→同時→・・・」と認識します。
いわゆる横認識です。
ガチ押しのコツは大まかに2つあります。
まず1つは、常に運指をリセットするイメージを持つことです。
例えば1→2→3→4の16分階段であれば、流すような運指で打鍵することが多いと思います。薬指→中指→親指→人差し指という具合に。
ガチ押しの場合は、打鍵するたびに運指を一度リセットするイメージをします。
薬指→リセット→中指→リセット→親指→リセット→人差し指 といった具合です。
これは、8分同時押しが多く降ってくる譜面(EDENやCROSS ROADなど)を打鍵する時と同じイメージです。
考え方は単純で、150bpmの16分譜面だったらbpm300の8分譜面を押す感覚でプレイするだけ。(TANMENさんのBlogより引用)
http://d.hatena.ne.jp/tanmeen/20101023#1287838144
そしてもう1つのコツは、鳴らす音全てを把握する(音乗せ)ことです。
音乗せとは簡単に言うと、オブジェを叩いた時に鳴る音を
あらかじめ把握(予想)しておくことです。
(オブジェ1個1個に頭のなかで効果音を乗っけるイメージです)
最初に解説した認識方法では、音乗せはリズムキープに必要なバスドラム(1鍵)だけでしたが、ガチ押しの場合は全てのオブジェに対して音乗せします。
BLOCKSを例にすると、最初に解説したやり方は
「ドッ ドッ ドッ ドッ・・・(バスドラム)」
だけをイメージすればOKでしたが。
ガチ押しはそれに加えて
「デケデケデケデケ・・・(スネアドラム)」
と他の音もイメージするのがコツです。
ガチ押しの練習方法
オブジェ全てを横認識するのが、ガチ押し理論です。練習にはBPM140以下のS-RANDOMがオススメです。
BPM100~130
- YELLOW FROG from Steel Chronicle
- A MINSTREL 〜ver.short-scape〜
- Jack
- Mind Mapping
BPM130~150
- KAMIKAZE
- Let the Snow Paint Me
- Heavenly Sun(IIDX VERSION)
- 超!!遠距離らぶ♡メ〜ル
- RISLIM-Remix-
- with you…
- Harmony and Lovely
- SPACE FIGHT
- LUV CAN SAVE U
- Light Shine
- Mermaid girl
- Sense 2007
- BLOCKS
- Shining World
- the trigger of innocence
これらの曲が特にS-RANオススメです。
4 件のコメント
あら探しみたいですみません。
Give Me Your LoveはSINOBUZで削除されてしまったので消した方がいいかもしれません。
そうですね。好きな譜面なので残念です(T_T)
Midnight Lady(A)はどうですか?
BPM125で結構練習になるのですが。
かみゆーさんの意見をお聞かせください
良いと思います!