この記事では、PC(コナステ)版beatmaniaIIDX 「INFINITAS」を快適に遊ぶためのPC選びについて解説します。記事の後半では、執筆時点でコスパ良さげなPCをいくつかご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
INFINITAS用PCに必要な予算は?

INFINITASは比較的古いPC・低いスペックでも120fpsで遊べます。新品なら10~15万円、中古なら5万円ぐらいが目安になるでしょう。
新品BTOで買うなら10~15万円前後のエントリークラスがおすすめ
新品でこれから購入するなら、10~15万円クラスのゲーミングPCまたは、GTX1650などの格安GPUを積んだ一般向けPCがおすすめです。
特に、GTX1650を積んだ(orカスタマイズで追加した)一般向けPCは、エントリーモデルのゲーミングPCよりもコスパの良い製品が多く狙い目。
例えば、TSUKUMOならゲーミングPC「G-GEAR」のエントリーモデルよりも、一般向けPC「AeroStream」にGTX1650を追加した方がお求めやすい価格になっています。
![]() G-GEAR (ゲーミングPC) | ![]() AeroStream (一般向けPC) |
---|---|
Intel Core i3-12100 | Intel Core i3-12100 |
GeForce GTX 1650 | GeForce GTX 1650 |
16GB メモリ | 8GB メモリ |
500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD |
119,000円(税込) | 112,300円(税込) |
パソコンの価格はキャンペーンやパーツの価格変動などで頻繁に変わるので、以下の定番BTOショップをいくつかチェックしてみて、コスパの良い機種を探すと良いでしょう。
ゲーミングノートPCも悪くないが、コスパはデスクトップが上

INFINITAS用のPCとして、ゲーミングノートPCを選択するのもアリです。
外部モニターに接続すれば、本体のモニターをサブモニターとして使えますし、別途キーボードやWi-Fiアダプターなどを用意しなくていいメリットもあります。
ただ、同等の性能の場合は、基本的にノートPCのほうが価格が高くなるため、コスパや性能、拡張性を重視するならデスクトップのほうがおすすめです。
特にDPをプレイする人は、コントローラーを2台繋ぐとUSBポートが足りなくなると思うので、デスクトップにしておいたほうが無難です。
少しでも予算を抑えたい人は中古PCショップも視野
予算を少しでも抑えたい人は中古PCショップを物色してみるのも良いでしょう。
ただし、中古PCである以上保証やサポートはあまり期待できません。スペック表をしっかり見れる人、PCトラブルを自己解決できる人に限ります。
そこそこの性能で、安く抑えるなら一昔前のGTX1050Ti~1060あたりを搭載したPCが狙い目。性能的には1060>1650>1050Tiのようです。
INFINITASの動作環境スペック・チェックすべきポイント
公式から出ている動作環境情報を元に、INFINITAS用PCを選ぶ際のポイントについて解説します。
OS
・ Windows® 10(64ビット)
・ Windows® 11
※上記以外のOSには対応しておりません
INFINITASは2022年8月にWindows11に正式対応しました。Macでは基本的にプレイできないので注意してください。
CPU
ベースクロック2.8GHz以上必須
Intel® Core™ i5-4690 以降必須
2015年以降のIntel® core™ i5~i7シリーズ3.2GHz以上、またはAMD A8~A10シリーズ3.5GHz以上推奨
※CPUの動作速度は世代ごとの目安となるため、世代の古いCPUの場合、上記以上の性能でも必須環境を満たさない場合があります
パソコンの頭脳に当たる部分です。性能が低いとカクつきや音ズレ、判定ブレの原因となる可能性があるので、中古PCを狙うときはあまり古いのを攻めすぎないように。2015年以降ということは、第5世代(Broadwell)以降が推奨環境です。
新品BTOで購入するなら、大体が最新のIntel第12世代CPUを乗せてるので、そこまで深く考えなくても問題はありません。
AMDとIntelならIntelの方が無難です。AMD製CPU(Ryzen)は安いですが、判定ブレや専コン接続時の不具合など、INFINITASと相性悪い情報がいくつか報告されています。
グラフィックカード
メモリを1GB以上搭載するグラフィックカード、2016年以降の十分な速度の出るものを推奨
Microsoft DirectX® 9.0C以上が動作するもの(必須)
ご注意:ノートPCやディスプレイ一体型PCなどの「オンボードグラフィックス機能」をご使用の場合、動作が不安定になる場合があります。
グラフィック処理専門パーツです。通称GPU。
執筆時点でのおすすめはGeForce GTX 1650です。補助電源不要、性能そこそこ、安い。
余談ですが、ライトニングモデルもGTX1650を搭載しているそうです。

中古PCを狙うなら最低でもGTX 1050Tiあたりは乗せときましょう。
INFINITASはGPUなしでも一応動作しますが、今後フルHD化の流れで要求スペックが上がる可能性もあります。
もちろん予算に余裕があったり、最新ゲームもプレイしたい場合はもっと良いGPUを乗せても良いです。
メモリ
8GB以上必須
DDR3以上の十分な速度の出るものを推奨
※システム構成によっては8GB以上必要になる場合があります
少ないとパソコンの動作が遅くなります。(小学生並みの解説)
交換・増設が比較的簡単にできるパーツなので8GBでも良いですが、予算内で16GBが選択できるなら16GBにしておいたほうが無難です。
ストレージ
空き容量 60GB以上、十分な空き容量と速度の出るものを推奨
※今後のアップデートには、上記以上の容量が必要になる場合があります
256GBで十分足りると思いますが、予算に余裕があれば500GB以上のSSDを積みましょう。HDDは読み書きが遅いので、メインストレージは絶対SSDが良いです。
モニター
モニターの選び方は下記記事で解説しています。

おすすめパソコン2選
いくつかBTOショップを探し回ってみて、新品コスパで選ぶならこれが良いなーと思ったものをご紹介します。
TSUKUMO AeroStream RM3J-A222/B

価格(執筆時点):112,300円(税込)
こちらは小型ながら、拡張性とインターフェイスも十分なミニタワーPCです。
グラフィックボード抜きの価格は税込84,800円からで、GTX1650にカスタマイズすると112,300円になります。現時点ではかなりコスパの良い機種です。
- OS
-
Windows 11 Home 64ビット
- CPU
-
インテル Core i3-12100
- グラフィックス
-
GeForce GTX 1650 4GB
- メモリ
-
8GB
- ストレージ
-
500GB NVMe SSD
TSUKUMO G-GEAR GA5J-B221/B2

価格(執筆時点):119,000円(税込)
こちらはツクモのエントリー向けゲーミングPCです。
スペック的には上記のAeroStreamと大差ありませんが、こちらはケースが大型(ミドルタワーサイズ)となっており、拡張性はこちらの方が上です。
- OS
-
Windows 11 Home 64ビット
- CPU
-
インテル Core i3-12100
- グラフィックス
-
GeForce GTX 1660 SUPER 6GB
- メモリ
-
16GB
- ストレージ
-
500GB NVMe SSD
まとめ
以上、INFINTIAS用PC選びについての解説、現時点でのおすすめPC紹介でした。
INFINITASは新品BTOするなら10~15万円ぐらいのゲーミングPCで十分動きます。GTX1650あたりのGPUを載せていたらゲーミングPCじゃなくてもいいです。
予算10万円以下となると中古パソコンや型落ち品を狙うことになります。パソコンに詳しい方は中古ショップを漁ってみるのも良いでしょう。Core i5~i7の5000番台以降+GTX 1050Ti~1060あたりがスペックにも余裕があり、コスパが良いと思います。
定番の大手BTOショップ、中古ショップを再掲しておきます。この中からいい感じのを探してみてください。
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