BPL2022プロ選手の緑数字と白数字(SUD+/LIFT)、判定位置の設定を調査してみました。
各設定について筆者なりの考え方、メリット・デメリットなども解説します。
BPL2022プロ選手の一覧
なるべく最新のプレイ動画をもとに調査していますが、毎日コロコロ変える人もいるので参考程度にお願いします。(大きく違わない限り修正はしません)
選手名のリンクをクリックすると、参考動画を新しいタブで開きます。
NAME | 緑数字 | 白合計 | 判定 | SUD+ | LIFT |
---|---|---|---|---|---|
UCCHIE | 257 | 268 | -0.55 | 188 | 80 |
NIKE. | 276 | 153 | -0.45 | 153 | 0 |
KENTAN | 260 | 391 | +0.10 | 321 | 70 |
46 | 241 | 522 | -2.10 | 522 | 0 |
CORIVE | 250 | 376 | -0.75 | 223 | 153 |
NCHO72 | 261 | 385 | +0.85 | 385 | 0 |
CYBERX | 259 | 275 | +0.40 | 275 | 0 |
LOOT | 257 | 335 | -0.65 | 120 | 215 |
MIKAMO | 252 | 375 | -0.75 | 375 | 0 |
PEACE | 253 | 256 | -0.55 | 159 | 97 |
54GAYA | 265 | 291 | +1.45 | 41 | 250 |
#MA3# | 249 | 299 | -2.70 | 149 | 250 |
SEIRYU | 260 | 360 | -1.20 | 290 | 70 |
EXIT | 274 | 281 | -1.25 | 281 | 0 |
ANSA | 226 | 455 | -3.50 | 215 | 240 |
KIDO. | 261 | 285 | -0.45 | 165 | 120 |
VELVET | 265 | 301 | +1.90 | 250 | 51 |
WELLOW | 209 | 540 | -2.85 | 290 | 250 |
8S. | 260 | 192 | -0.45 | 41 | 151 |
FRIP | 246 | 452 | -1.70 | 209 | 263 |
RIOO | 266 | 310 | ±0 | 250 | 60 |
PPJT | 254 | 460 | -2.60 | 400 | 60 |
TATSU | 253 | 254 | -2.25 | 165 | 89 |
NORI | 250 | 395 | -2.00 | 240 | 155 |
U*TAKA | 207 | 530 | -2.80 | 375 | 155 |
KUREI | 260 | 325 | -0.40 | 325 | 0 |
16VV | 情報求 | 情報求 | 情報求 | 情報求 | 情報求 |
MAKO-G | 248 | 544 | -1.95 | 383 | 161 |
1-PIN | 253 | 385 | -1.35 | 385 | 0 |
DINASO | 261 | 261 | -1.10 | 261 | 0 |
G* | 265 | 194 | +1.15 | 58 | 136 |
U76NER | 270 | 395 | -1.70 | 315 | 80 |
統計情報・各設定の解説
緑数字
平均値 | 253.8 |
中央値 | 258 |
最大 | 276(DJ NIKE.) |
最小 | 207(DJ U*TAKA) |
緑数字はノーツの表示時間を表す数値です。基本的に、数値が大きいほど譜面を見てから叩くまでの猶予が長く、小さいほど短くなります。
筆者の考えるメリット・デメリットは以下の通りです。
- 運指を考える余裕ができる
- 調子に左右されにくく安定する
- 表示ノーツが多い高密度は認識しづらい
- 表示ノーツが少なく高密度が認識しやすい
- 運指を考える余裕が少ない
- 調子が悪いと反応が間に合わない
傾向として、運指が多様で低中難易度・皿曲が得意な選手は緑数字が大きく、手首皿中心で高密度・発狂譜面が得意な選手は小さい印象です。
注意点として、同じ緑数字でも判定位置によって体感速度が大きく異なることを考慮しておきましょう。
判定位置をマイナスにすればするほど判定が深くなり、疑似HIDDEN状態になるので、譜面が見えてから押すまでに猶予が生まれます。
実際、緑数字が小さい(249以下の)選手は、全員判定位置をかなり深めに設定しています。
選手 | 緑数字 | 判定位置 |
---|---|---|
U*TAKA | 207 | -2.8 |
WELLOW | 209 | -2.85 |
ANSA | 226 | -3.5 |
46 | 241 | -2.1 |
FRIP | 246 | -1.7 |
MAKO-G | 248 | -1.95 |
#MA3# | 249 | -2.7 |
白合計(SUD+&LIFT)
平均値 | 353 |
中央値 | 347 |
最大 | 544(DJ MAKO-G) |
最小 | 153(DJ NIKE.) |
白合計は「SUD+白数字」と「LIFT白数字」の合計で、ノーツ表示領域の大きさ(レーンの長さ)を表します。白合計が大きいほどレーンの縦幅が短く、小さいほど長くなります。
筆者の考えるメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 目線が上下にブレにくく安定する
- ノーツの残像が軽減される
- 低速・ソフランが認識しづらい
- 微妙なズレ・ハネが認識しづらい
- 見た目上の判定幅が広い
- 低速・ソフランが認識しやすい
- 微妙なズレ・ハネが認識しやすい
- 視界が広く目線が上下にブレやすい
- ノーツの残像が目立つ
こちらも緑数字と同様、得意傾向によって設定が分かれる気がします。
ズレ・ハネ・単発や、FAXXなどソフランが得意な人は白合計が小さく、発狂・高密度が得意な人は白合計が大きい(いわゆるガン下げの)人が多い印象です。
曲・譜面によって変えるのもアリでしょう。U*TAKA選手はFAXXやるときSUD+上げてるみたいですね。
LIFTを使うかどうかはその人の姿勢や目線の位置などによりますが、ひとつ注意点があります。
LIFTを普段から上げ過ぎると、上記FAXX動画のようレーン縦幅を長く取る必要に迫られた際、大きくLIFTを下げるため判定感覚が狂います。
SUD+の上げ下げよりも、LIFTの上げ下げは判定感覚に大きく影響するので、レーン縦幅調整は普段からなるべくSUD+で行ったほうが良いです。
判定位置
平均値 | -0.96 |
中央値 | -0.75 |
最大 | +1.90(DJ VELVET) |
最小 | -3.50(DJ ANSA) |
判定位置はプラスに調整すると浅くなり(上に寄り)、マイナスに調整すると深くなり(下に寄り)ます。正直好みや他の音ゲーとの兼ね合いもあるので、正解はありません。
見た目の判定ライン(赤い横線)の位置は変わらず、実判定ライン(見えない)だけ変わるので、「判定調整はLIFTでする」という知り合いもいます。
自分は個人的に見た目判定と実判定をなるべく一致させたい派なので、最初に単発目押しで判定調整してから、ウォームアップ以降のFAST寄り/SLOW寄りは緑数字で調整することが多いです。
まとめ
調査の結果、BPL2022プロ選手の平均値は緑数字が258、白数字合計が358でした。あくまで拾えて当たり前、光らせてなんぼのプロ選手の数値なので、初心者は緑数字だけ真似しないように…。
初心者~中級者(六段程度)は緑数字320~350前後、上級者~皆伝は270~290前後が個人的にバランス良くておすすめです。
以下の記事ではカスタマイズ(ノーツ/判定文字/キービーム)について調査・解説しています。気になる方は合わせて読んでみてください。

質問コーナー
コメント一覧 (9件)
TATSU選手
緑数字253/判定-2.25/SUD+165/LIFT89
BPL S2 レギュラーステージ第17試合[先鋒戦]HEARTACHEにて確認
情報ありがとうございます!BPLは設定詳細映らないことが多いのでノーチェックでした。
白数字少なくしてハイスピ早めにする人は意外と少ないんですね。勉強になりました。
ライトニングモデル以前は結構いた印象なんですけど、最近は特に少ないですね。
こうみるとBPL選手ではありませんが、KKMさんの緑数字248前後の+0.45は異端ですね。マイナスが2.5とかいきすぎてると、明らかに遅れて押してるのに光ってるので、見てる側からするとしっくりこないことがあります。
判定ラインとは何か考えさせられますね(^_^;)
TATSU選手がSUD+121,LIFT137に(恐らくシーズンが終わってから)変更しています。
情報ありがとうございます!
■お知らせ
白数字・緑数字・判定は頻繁に変える人もいて修正にキリがないので、この記事のコメント受付は一旦次のBPLまで止めておきます!
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