指を思い通りに動かすには、指のそれぞれの神経が独立していて、ある程度の筋肉がついている必要があります。
しかしIIDXで必要な指の独立性と筋力は、プレイしているだけで自然とつきます。
指トレは基本的に必要ありません。
目次
力むのは余裕が無いから
指の筋力トレーニングは、無駄とまでは言いませんが必要ありません。
経験上、指が疲れたり、力が足りないと感じる時は指の性能不足よりも、譜面認識力が足りず余計な力が入っているパターンが圧倒的に多いです。
力みは動きの滑らかさとスピードを奪います。
例えば自分はDPの右手より、片手プレイの右手の方が指が動きません。
これは、片手プレイとDPでは別の譜面認識力が存在していることと、立ち位置やフォームが違うことに原因があります。
- 譜面認識力に余裕がない→余計な力が入る→疲れる
- フォームが違う→DPの感覚で叩いても光らない→余計な力が入る→疲れる
これを改善するために、ハノン系のトレーニングをしたり、握力を鍛えたりしても意味がありませんね?
譜面認識力を伸ばすことと、フォームを修正することが第一です。
机の上で指カタカタは逆効果
専コンも家庭用も持っていないため、家で譜面を見ながら机の上で指をカタカタさせる練習をする方がいます。正直これはやめた方が良いです。
なぜかというと、まず鍵盤と机ではストロークが違いますね?
さらにこのストロークの部分で、現実にはバネとスイッチの反発力が上向きに働き、それを利用して次の打鍵に移る形になるので、机をたたく時と、実際に鍵盤をたたく時では力の使い方も全く違います。
タッチパネル系の音ゲーをやり込んだ後、IIDXに戻ると以前より押せないことがありますが、これが原因の1つです。
机の上で指をカタカタする練習は、譜面を見て運指の流れをイメージする練習にはなりますが、鍵盤を叩くことに関しては逆効果になるのでやめましょう。
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