音ゲーガチ勢による音ゲー向けイヤホンの選び方とおすすめ。ワイヤレスイヤホンを諦めるべき理由

スマホやタブレット音ゲーの盛り上がりはもちろん、最近ではゲーセンの音ゲーにもイヤホンジャック搭載が当たり前になり、音ゲー用イヤホンの需要が増えてきました。

この記事では、音ゲーにワイヤレスイヤホンが向いていない理由、音ゲー向けイヤホンの選び方ポイントを解説します。

記事の後半では、おすすめのイヤホンもいくつかご紹介しているので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
かみゆー

音ゲー歴20年以上のアラサー。IIDX両皆伝、アリーナA1、ポップン50全曲クリアなど。最近はVALORANTにハマり中。

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音ゲーマーはワイヤレスイヤホンを諦めろ

音ゲーマーはまずワイヤレスイヤホンを諦めてください。理由は以下の3つ。

  • iPhoneやiPadのBluetoothは遅延が大きい
  • Apple製品は低遅延コーデック「apt-X LL」に非対応
  • Androidはコーデックに関わらずOSの問題で遅延が大きい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

iPhoneやiPadのBluetoothは遅延が大きい

ワイヤレスイヤホンで避けて通れないのが、Bluetooth接続による遅延です。

iPhoneやiPadのBluetooth接続に使用されるAACコーデックは、約120ms(0.120秒)の遅延が発生*します。

音ゲーの120msは確実に体感で分かるレベルの遅延です。プロセカのPERFECT判定幅が約41.7msと言えば、伝わりやすいでしょうか。

実際にAirpodsProでプロセカを遊んでみたところ、SEをオフにして判定調整すれば遊べなくはないですが、タップしてから音が鳴るまでにタイムラグを感じて集中できませんでした。

有線イヤホン(EarPods)で遊んだほうが明らかに高スコアが出たので、iOS音ゲーガチ勢は有線イヤホンでプレイしましょう。

※非公式測定値、環境ソフトウェアなどにより遅延は大小します

Apple製品は低遅延コーデック「apt-X LL」に非対応

コーデックとは音声圧縮変換方式のこと。SBCとかAACとかaptXとか色々あります。

コーデックのなかでも、現状最も遅延が少ないと言われているのが「apt-X LL(約40ms)」です。ただし、コーデックはイヤホンと端末の両方が対応していないと使えません

いくら遅延の少ないワイヤレスイヤホンを探したところで、iPhoneやiPadではAACコーデックで転送されるので、結局約120ms遅延してしまいます。

一応、トランスミッターを使えば、iPhoneやiPadでもapt-X LLに対応できないことはないです。しかし、そこまでしても結局40ms程度の遅延は発生するので、諦めて有線イヤホンにしたほうが無難です。

Androidはコーデックに関わらずOSの問題で遅延が大きい

AndroidはOSの問題で発音遅延(オーディオレイテンシ)が大きいです。

Android上ではどのコーデックでも遅延は大して変わらず、最低でも200ms、平均して300msを超える
むしろコーデックの違いより機種の違いの方が大きい

aptXは本当に高音質で低遅延なのか

Androidの中には低遅延のapt-X LLに対応している機種もありますが、機種やマシンスペックによるバラツキが大きく*、「Androidは音ゲー向きじゃない」とも言われています。

また、Androidタブレットは性能の低いものが多く、まともに遊べる機種が少ないのもAndroidの欠点です。音ゲー用タブレットはiPad一択と言えますね。

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Googleの発表によると最近は遅延とバラツキも改善されてきているようです。本当に?

音ゲー用イヤホンを選ぶときのポイント

音ゲー用イヤホンを選ぶときのポイントは以下の5つです。

  • 有線イヤホンを選ぶ
  • 接続方法・端子を確認する
  • タイプ・遮音性を確認する
  • ケーブルの長さを確認する
  • 音質にこだわるなら実店舗で試聴する

有線イヤホンを選ぶ

音ゲー用イヤホンは有線のものを選びましょう。記事の冒頭で解説した通り、ワイヤレスイヤホンは音の遅延が避けられません

音が遅延すると、タップしたタイミングと音の出るタイミングがズレるので、プレイ時に違和感を感じます。

ゲームによっては、判定調整をしてタップ音を消せば遊べなくはないですが、しっかりスコアを狙うなら有線イヤホンのほうが有利です。

接続方法・端子を確認する

有線イヤホンの接続方法は、3.5mmミニプラグが一般的です。

3.5mmステレオミニプラグ
3.5mmミニプラグ

ただし、最近のiPhoneやiPadはイヤホンジャック(3.5mm)が廃止されているので、別途変換コネクタを用意するか、Lightning端子やUSB-Cで直接接続できるイヤホンを選びましょう。

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タイプ・遮音性を確認する

イヤホンには主に「カナル型」と「インナーイヤー型」の2種類あります。

カナル型インナーイヤー型
遮音性高い低い
周りの音
打鍵音
聞こえにくい聞こえやすい
音質の傾向低音・迫力重視高音・広がり重視
カナル型とインナーイヤー型の比較

カナル型イヤホンは、装着部が耳栓のようになっているのが特徴です。密閉型とも呼ばれます。

周囲の雑音が聞こえにくく、音楽に集中しやすくなります。※ゲーセンで使うときは、荷物の置き引きに注意しましょう。

逆に、タップする音(指が画面に当たる音)や打鍵音が聞こえづらくなるのが、人によってはデメリットです。

インナーイヤー型イヤホンは、耳の中のくぼみに引っかけるように装着するタイプです。オープン型とも呼ばれます。

周りの音が聞こえやすいので、プレイ中に話しかけられても反応しやすく、タップする音や打鍵音もよく聞こえます。

ゲーセンなど周りの音がうるさい環境では、音楽が聞きにくくなるのがデメリットです。

選び方は完全に好みですが、個人的にはゲーセンで使うならカナル型(置き引きに注意)、自宅で使うならインナーイヤー型かなと思います。

ケーブルの長さを確認する

イヤホンは長さ120cm前後の商品が多いです。

スマホやタブレットで使うならあまり気にしなくても良いですが、ゲーセンの音ゲーで立って使う場合は長さが足りなくなることもあります。

とはいえ、最悪延長ケーブルを繋げば良いので「ゲーセンで使ってみて足りなかったら買い足す」ぐらいの心持ちで良いです。

音質にこだわるなら実店舗で試聴する

ぶっちゃけると、家で使うならiPhoneに付いてるやつ(EarPods)で十分ですし、ゲーセンで使うなら周りの音がうるさいので2,000~3,000円ぐらいの安いやつで十分です。

それを理解した上で音質にこだわりたい人は、「eイヤホン」や「ヨドバシカメラ」などの量販店で試聴してから購入をおすすめします。

ネット上の音質レビューは基本的に主観評価なので、当てにならないと思ったほうが良いです。聞く音楽やその人の好みによって評価は変わります。

音ゲーにおすすめのイヤホン3選

おすすめ① Apple EarPods

出典:Apple
タイプインナーイヤー型(オープン型)
接続方法3.5mm または Lightning
ケーブルの長さ約120cm
スマホ/タブレット用
ゲーセン用

Apple純正のEarPodsは世界で一番使われているインナーイヤー型(オープン型)の有線イヤホンです。

音質に関しては、中田ヤスタカのインタビューが面白かったので掲載しておきます。

SE846も持ってますけど、一緒にEarPodsも持ち歩いてるんですよ、常に。

──へぇ、意外です。

中田:EarPodsって、何聞いてもEarPodsの音になるんですよ。だから確認としてはもちろん大事ですし、EarPodsの音って聞いてて気持ち良いんですよね。音漏れするインナーイヤー型としては驚異的に低音が出てると思います。

GIZMODO

そんな中田ヤスタカも絶賛のEarPodsは、iPhone12が出るまではiPhoneに付属していました。iPhone12以前を使っている人や、旧型の箱を残している人は購入前に探すと見つかるかも。

ちなみに、EarPodsには「3.5mmミニプラグ版」と「Lightning版」があります

イヤホンジャックの付いている端末で使用する場合は3.5mm版を購入しましょう。ゲーセン用としても普通に使えます。

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iPhoneや、iPad(第9世代以前)の場合はLightning版でOKです。

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USB-C端子が搭載され、イヤホンジャックが廃止されたiPadでは、USB-C⇔3.5mmミニプラグの変換コネクタが必要です。*

※2018年以降のPro、第4世代以降のAir、第6世代以降のmini

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iPadを充電しながら有線イヤホンを使いたい場合は、USB-Cハブがあればできます。

おすすめ② 3,000円以下のカナル型イヤホン

カナル型イヤホンは遮音性が高く、周りの音がうるさいゲーセン音ゲーで使うのにおすすめです。

とはいえ、どうしてもある程度は周りの音が聞こえてしまうので、音質にこだわって高級品を買う必要はありません。

おすすめは3,000円以下ぐらいで有名メーカーのイヤホン(中華製品でないもの)。国内有名メーカーのものを買っておけば、とりあえず失敗はしないはずです。

良さげなものをいくつか掲載しておきます。

※以下のイヤホンはすべて3.5mmミニプラグ接続、コード長約120cmです。

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ソニー(SONY)
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Audio Technica(オーディオテクニカ)
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おすすめ③ 遮音性が高いSHUREのSEシリーズ

ゲーセンや通勤電車など、とにかくうるさい環境でも音楽に集中して遊びたい人には、SHUREのSEシリーズがおすすめです。

SHUREのSEシリーズはとにかく遮音性が高く、最大37dBの騒音を遮断。自分もエントリーモデルのSE215を使っていますが、パチンコ屋や電車の中のような環境でもしっかり音楽が聞こえます。

ケーブルが着脱式になっているので、万が一断線しても、ケーブルを交換(リケーブル)すれば一生使えるのもポイントです。

下記は最上位モデルのSE846。いつか欲しい。

まとめ

以上、音ゲー向きイヤホンの選び方とおすすめのご紹介でした。

  • ワイヤレスイヤホンはどう足掻いても遅延するからやめとこう
  • カナル型とインナーイヤー型は正直好み。
    (個人的にゲーセン音ゲーはカナル型、スマホ音ゲーはインナーイヤー型)
  • ゲーセンで使うには120cmだと微妙に足りない場合もある
  • EarPodsおすすめ。どこでも売ってる。
  • SHUREおすすめ。パチ屋で耳栓代わりに使える。

まとめるとこんな感じです。

参考文献

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