【スコア力アップ】音ゲーで精度を上げるコツまとめ

この記事では、音ゲーで精度を上げるコツ、スコア力を上げるコツを解説します。

筆者がよくプレイするゲーム(beatmaniaIIDX、pop’nmusicなど)を例に解説しますが、すべての音ゲーに通じる基本的なことなので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
この記事を書いた人
かみゆー

IIDX両皆伝、アリーナ両A1、★★/★★、ポップン50全曲クリアなど。音ゲー歴20年以上のアラサー。

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精度・スコア力を上げるコツ

自分がスコア力を伸ばすときにいつも意識していることは以下の4つです。

  • 目押しとリズム押しを意識する
  • 4分、8分を完璧にする
  • 自分の打鍵音をよく聞く
  • 判定が辛いゲーム、モード、曲で練習する

目押しとリズム押しを意識する

音ゲーの精度の取り方は大まかに分けて「目押し」と「リズム押し」の2つあります。

目押しは、ノーツを判定ライン付近までしっかり目で追う、または、自分の中で擬似的に判定ラインを作って精度を出すイメージです。

一方でリズム押しは、バックで流れている音をしっかり聞いて、自分のリズム感を頼りに精度を出すイメージ。曲を覚えて、頭の中でリズムを事前にイメージしておくこと(音乗せ)もリズム押しに含まれると自分は解釈しています。

音ゲーで精度を出すためには、目押しとリズム押しのどちらか一方ではなく、両方を意識して練習することが大切です。

上級者の中でも目押し寄り、リズム押し寄りの人に分かれますが、大抵は両方ある程度無意識にできています。自分がどちらに寄っているのかを把握することも重要です。

4分、8分を完璧にする

スコア力を上げるためには4分、8分の精度を高めていくのが手っ取り早いです。

特に、高難易度をやることが多い中~上級者は、4分と8分を疎かにしがちなので注意しましょう。

音ゲーの譜面はほとんど全てが4分・8分・16分音符の組み合わせでできています。前述したリズム押し、目押しのどちらを意識する場合でもキーとなるのが4分と8分のリズムです。

例えば、下図のような均等に16分間隔で配置された譜面は、赤で囲った部分(4分)だけ正確に押せれば、他のノーツもある程度光ってスコアが出ます。

しかし、基礎的な4分のリズム感や目押しの感覚がないと、全体がズレてしまってスコアが出ません。4分がズレたら、その間に配置された8分や16分もズレてしまうということです。

低中難易度のスコア詰めはこういうところに効いてくるので、疎かにしないようにしましょう。

自分の打鍵音をよく聞く

ボタンを押すタイプの音ゲーでは自分の打鍵音を、タッチパネル系の音ゲーではタップしたときに出る効果音をしっかり聞いてみましょう。

粒が揃っているか、ズレていないかを意識することが大切

また、打鍵音の大きさが均等になっているかどうかも意識したいポイントです。

打鍵音の大きさがバラバラということは、ボタンを押すときの力の入れ方がバラバラで、余計な力が入っていることになります。

最低限の力で光らせることが特に高難易度では大事になってくるので、力み癖が付かないよう意識してみてください。

判定が辛いゲーム、モード、曲で練習する

判定が甘いゲームやモード、曲をやり続けると精度は落ちていきます。ある程度ズレていても最高判定がでるため、フィードバックが少なく、修正が効きにくいからです。

逆に言えば、判定が辛い状態でやり続ければ、細かいズレを常に修正しながらプレイできるので、精度アップが見込めます

ただし、判定が辛すぎると譜面認識どころではなくなってゲームにならないので、ちょうどいい塩梅を見つけることが大切。

ゲーム性にも寄りますが、個人的には16~30msぐらいがバランス良いと思っています。

各音ゲーの判定幅は以下参考。

音ゲーで精度が出ない原因を理解しよう

ここからはもう少し、根本的な考え方の話をします。音ゲーで精度が出ない原因を考えてみましょう。

  • 譜面を正確に認識できていない
  • 認識したとおりに体を動かせていない
  • 判定が体に合っていない
  • デバイスの遅延など

譜面を正確に認識できていない

「譜面を認識する」とは流れてくる譜面を見て、運指や正しいリズム、体の動かし方を、頭の中でイメージすることを言います。

実際に体を動かすことをアウトプットとするならば、譜面認識はインプットです。当たり前ですがインプットが間違っていると、アウトプットを正確に行うことはできません

譜面の「理解力」と言い換えることもできるでしょう。正確に叩くためには、まず正確に譜面を理解する必要があります

どの音ゲーにも言えますが、上級者ほど譜面認識が正確で早いです。

初心者は4分、8分、16分、3連符など基本パターンの認識、中上級者は細かいズレやハネまで意識しましょう。

例えば、ポップンミュージックにウィンターダンスEXという譜面があるのですが、序盤の譜面、よく見るとノーツが全然グリッド上になく、ズレまくってるのが分かります。

いわゆるハネ譜面

おそらくこのズレハネは、クリアを狙うレベルでは気づきません。ただのGOODが出やすい乱打譜面に見えると思います。初見で気づいたら才能アリ。

TOPプレイヤーの打鍵音を聞くとわかりやすいでしょう。

こういった細かいズレを正確に認識することも、精度アップには必要になります。譜面を研究したり、上級者のプレイ動画を見るなどして、正しいリズムを理解しましょう。

認識したとおりに体を動かせていない

前項の譜面認識をインプットとすれば、今度はアウトプットの話になります。

これも当たり前ですが、譜面を完璧に理解しても、実際に再現できなければスコアは出ません

頭の中で理解しても、イメージ通り正確に体を動かせるかどうかは全く別の話です。「見えるけど押せない」はもちろん、「なぜか光らない」も大体これに該当します。

正確に動かしているつもりでも、実際には結構ズレているものです

これについては「武井壮 スポーツ万能になる方法」がめちゃくちゃ分かりやすかったので必見です。

調べるのが面倒な人のために要約すると、「簡単な動きでもイメージと実際の動きがズレてたら、スポーツで要求される複雑な動きは再現できないよね」みたいな話。

突き詰めると、スコア力や精度を上げる練習は、イメージと現実のズレを修正していく作業になります。

STEP
精度が出なかった部分を振り返る

何故精度が出なかったのか(早かった、遅かった、予測できない譜面が降ってきた、譜面が良くわからなかった…など)、原因を考えてみましょう。

STEP
譜面の見方、叩き方、力の入れ方、オプションなどを変えてみる

精度が出るようになるまで試行錯誤しましょう。

STEP
光る方法を見つけたら、それが当たり前になるまで繰り返す

コツを掴んできたら、コツを忘れないようにしましょう。

この繰り返しと積み重ねが、スコア力になります。一朝一夕で身につくものではないので、根気強く続けていきましょう。

判定が体に合っていない

前項の「認識したとおりに体を動かせていない」と若干被りますが、自分では完璧だと思っているタイミングでも、ゲームの判定とズレていれば当然、精度は出ません。

複数の音ゲーを並行してプレイしている人にありがちなのが、ゲーム間や筐体間で判定位置が違うために精度が出ないパターンです。

しっくりくる判定位置というのは人によって違うため、一概には言えませんが、自分の場合は以下の理由からポップンミュージックをすべての基準にしていました。

  • ポップンミュージックに判定調整機能がないため
  • 一番長くプレイしている音ゲーのため

判定調整は、筐体のロットやバージョンによって判定位置が異なるゲームもあるので、難しい問題です。判定が迷子になりがちな人はまず、プレイする音ゲーや筐体を絞ってみましょう

また、判定を調整しすぎるのも問題です。その日の体調によっても精度は大きく変わるので、一度設定したら慣れるまで1ヶ月程度は変えないことをおすすめします。

デバイスの遅延など

音ゲーはタイミングが命のゲームです。主に家庭用音ゲーや、スマホ音ゲーの話になりますが、各デバイスによる遅延が光らない原因となってしまうことがあります

まず音声の遅延です。Bluetoothイヤホンやスピーカーを使っているとき、テレビ経由で音声を出力しているときなどに起こる可能性があります。

また、音声遅延の関係からスマホ音ゲーはAndroidよりもiOSのほうが向いていると言われています。

本格的にスマホやタブレットで音ゲーをするなら、iPhoneやiPadを選んでおいたほうが無難でしょう。

次に映像の遅延です。特に液晶テレビは画質重視で遅延の大きいものが多いため、注意が必要です。

近年では、遅延が少ない「ゲームモード」を搭載したテレビも増えてきているので、設定を確認してみるなどしてみましょう。

INFINITASなど家庭用音ゲーにおすすめのモニター・テレビは以下の記事で紹介しています。

最後に入力遅延です。無線接続のキーボードや、コンバーターを介してコントローラーを接続しているケースなどがあたります。

まとめ

以上、音ゲーで精度を上げるコツについての話題でした。

ゲームによっても違う部分があるため、ここに書いてあることが全てではありませんが、頭の隅に置いといて損はないはずです。

  • 譜面をよく見る
  • 音をよく聞く
  • 4分、8分を完璧にする(下埋めを疎かにしない)
  • デバイスや設定を見直す

箇条書きにするととても当たり前で、簡単なことのように感じますが、自分でもたまに意識できていないことがあります。

行き詰まっている人はこの機会に、色々見直してみてはいかがでしょうか。

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