現在入手可能なIIDXコントローラーのまとめ

この記事では、beatmaniaIIDX INFINITASやBMS等が遊べるコントローラーについてまとめています。入手しやすいものについてはいくつかレビューもしているので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
かみゆー

IIDX両皆伝、アリーナ両A1、★★/★★、ポップン50全曲クリアなど。音ゲー歴20年以上のアラサー。

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KONAMI公式コントローラー

KONAMI公式コントローラーで、現在比較的入手しやすいものは以下の2種類です。

スクロールできます
入手性特徴定価INFINITASモバイル版PS2BMS

エントリーモデル
再販待ちアルティメットモバイルに対応
打鍵音が比較的静か
ボタンハマりが起こりやすい(改造記事)
16,280円対応対応非対応LR2
beatoraja

プロフェッショナルモデル
再販待ちライトニングモデルとほぼ同じ操作感
定価約8万円とかなり高価
80,080円対応非対応非対応LR2
beatoraja

いずれも、公式は入荷待ちで次回の販売は未定となっているため、今すぐ欲しい場合はメルカリやヤフオクを漁ることになります。

エントリーモデル

beatmania IIDX 専用コントローラ エントリーモデル
総合評価
( 4 )
メリット
  • 打鍵音が比較的静か
  • アーケード仕様のコントローラーと比べると安い
  • Bluetooth接続でIIDX ULTIMATE MOBILEに対応
デメリット
  • ボタンハマりが起こりやすい

エントリーモデルは、INFINITAS及びULTIMATE MOBILE用コントローラーとしてKONAMI公式から販売されているコントローラーです。

ボタンやスイッチなど基本構造はPS2版の専用コントローラーとほぼ同じで、Bluetooth接続に対応(PCはUSB接続のみ)、キーストロークが少し浅くなってハマりにくくなったなど、細かなアップデートがされています。

昔のPS2版専コンよりは確かにハマりにくくなっていますが、それでもボタンの端の方を押すとハマることがあるので、気になる方はハマり防止改造をしてみるのも良いでしょう。(保証が切れるリスクはあります)

静音性が高く、プロフェッショナルモデルや、海外製コントローラーよりもリーズナブルなお値段で入手できるのがポイントです。

ただし執筆時点では、入荷待ち・次回発売未定となっています。

定価(16,280円)でも正直高いと自分は感じたので、定価以上の価格ではおすすめしません。バイトしてフェニワン買おう。

ちなみにesports銀座storeのTwitterより、最後に入荷を確認できたのは2022年3月17日。

執筆時点ではメルカリで2万円前後で取引されています。

プロフェッショナルモデル

beatmania IIDX 専用コントローラ プロフェッショナルモデル
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • ライトニングモデルに最も近いコントローラー
デメリット
  • USB認識しない、LED光らないなど不具合報告が多め
  • 定価約8万円

プロフェッショナルモデルは、鍵盤・ボタンにアーケード純正品を使用した、INFINITAS専用コントローラーです。

皿の素材・質感もライトニングモデルに近く、現状手に入る中では最もライトニングモデルに近いコントローラーといえます。

しかし、発売当初よりUSB接続が認識しない、LEDが点灯しないなどの不具合が多数報告されており、環境によっては現在も発生するようです。これが8万円のコントローラー…。

https://twitter.com/HAMITIN2/status/1463152646022471685

また、こちらもエントリーモデルと同じく、入荷待ち・次回販売未定となっています。

執筆時点では、メルカリで10万円前後で取引されています。新品未開封など、転売らしき取引もみられます。

海外製・サードパーティー製コントローラー

海外製コントローラーは、KONAMIとは全く関係のない個人または海外法人が制作しているコントローラーです。DJ DAO氏のコントローラーが人気であったことから「DAOコン」とも呼ばれています。

現在、以下の3種類が入手しやすいコントローラーです。

スクロールできます
入手性特徴定価INFINITASモバイル版PS2BMS

PHOENIX WAN+
販売中ACとほぼ同じ操作感
皿の感度を調整可能
ボタン・スイッチのカスタマイズ可能
45,800円
(GAMO2)
対応要BE2BT要BE2PSLR2
beatoraja

FPS EMP
販売中コンパクトでお手頃
ボタン・スイッチのカスタマイズ可能
皿の大きさはACより小さめ
32,800円
(GAMO2)
対応要BE2BT対応LR2
beatoraja

Real Edition Single EMP
販売中ACとほぼ同じ操作感
ボタン・スイッチのカスタマイズ可能
かなり大きめのサイズ
プレイサイドの変更不可
69,800円
(GAMO2)
対応要BE2BT対応LR2
beatoraja

購入方法自体は、普通のネット通販とほとんど変わりません。

ただし、いずれのショップも国際配送となるため、関税(数千円程度)が追加でかかる可能性や、配送中に破損するリスクがあります。

PHOENIX WAN+

PHOENIX WAN+
総合評価
( 5 )
メリット
  • ACとほぼ同じ操作感
  • 様々なゲーム、デバイスに対応
  • ボタン・スイッチのカスタマイズが簡単にできる
デメリット
  • 皿の素材は好みが分かれる
  • 海外配送リスク

PHOENIX WAN+は、2022年発売の最新コントローラーです。旧型のPHOENIX WANからデザインや基盤などが少しアップデートされています。

サイズと騒音問題をクリアできるなら現状はこれ一択でしょう。人気が高く、ネットにレビューや静音化、トラブル解決の情報が多いのもポイントです。

当サイトでの詳しいレビュー・静音化は以下の記事でまとめています。

FPS EMP

FPS EMP
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 皿の大きさ以外はACとほぼ同じ操作感
  • コンパクトでお手頃
  • ボタン・スイッチのカスタマイズが簡単にできる
デメリット
  • 海外配送リスク

FPS EMPは、現在入手しやすい海外製コントローラーの中では最もコンパクトで、値段もお手頃なコントローラーです。発売は2013年と少し古いですが、今でも全然戦えます。

サイズ感としては、専コンより一回り大きく、PHOENIX WANより一回り小さい感じ。

皿の大きさはアーケードより小さいですが、高さや鍵盤との距離感はほぼ同じです。

小さくないと困るって人以外は基本的に新しいPHOENIX WAN+のほうがおすすめですが、予算や机のスペースなどによってはこちらも選択肢に入りそうですね。

Real Edition Single EMP

Real Edition Single EMP
総合評価
( 4 )
メリット
  • ACとほぼ同じ操作感
  • 重厚で高級感のある筐体
  • ボタン・スイッチのカスタマイズが簡単にできる
デメリット
  • 1P/2Pの切り替え不可
  • デカくて重い
  • 海外配送リスク

Real Edition Single EMP(以降 RES)は、旧筐体のコンパネを再現したコントローラーです。重厚で高級感のある筐体ですが、お値段もお高め。そしてデカい、重い。

PHOENIX WAN+の完成度が非常に高いので、正直今これを買う理由はあまり無いかなと思います。

どのショップで買うべき?

PHOENIX WAN+、FPS EMP、RES EMPは以下の3つのショップで購入できます。

GAMO2が公式で、他の2つは輸入代行・静音化カスタマイズ業者です。基本的にはGAMO2公式が安くておすすめ

GAMO2DJ DAOGQ LABO
PHOENIX WAN+45,800円47,800円47,700円
FPS EMP32,800円37,800円37,700円
RES EMP69,800円83,800円83,700円

輸入代行業者(DJ DAO/GQ LABO)で購入するメリットは、公式にはないPHOENIX WAN用のEMP皿や、静音化カスタマイズ、銀行振込・コンビニ決済に対応している点です。

気になる人はチェックしてみましょう。

生産終了・入手困難コントローラー

以下は既に生産・販売が終了、または入手困難のコントローラーです。

KONAMI公式コントローラー

スクロールできます
入手性特徴定価INFINITASモバイル版PS2BMS

プレミアムモデル
生産終了アーケードに近い操作感

デフォルトスイッチ・バネが硬
安価な芝ボタンを採用
32,780円対応非対応非対応LR2
beatoraja

PS2版専用コントローラー
生産終了打鍵音が比較的静か
PS2版家庭用が遊べる
ボタンハマりが起こりやすい
古いため中古品の状態が悪め
5,741円要コンバータ非対応対応LR2

beatoraja
生産終了PS2版家庭用が遊べる
皿の大きさ・感覚はアーケードと同じ
打鍵音はかなり大きい
アーケードのスイッチ感とは別物
古いため中古品の状態が悪め
29,800円要コンバータ非対応対応LR2

beatoraja

海外製・サードパーティー製コントローラー

スクロールできます
入手性特徴INFINITASモバイル版PS2BMS

FP7 EMP
生産終了アーケードに近い操作感
対応非対応対応LR2
beatoraja


Real Edition Double EMP
生産終了旧筐体のコンパネをほぼ完全再現
すごく大きい
対応非対応対応LR2
beatoraja

Yuancon / DX5th
入荷待ち?日本人購入者の情報が少なめ対応非対応非対応LR2
beatoraja

比較的新し目のYuanconが気になりますが、入荷待ち&あまり情報がないため、今回はリストでの紹介のみとします。購入できる状況になったら、ワンチャンレビューするかもしれません。

他にもNingコン、KSコン、虹コン、匠コン、髭コンなどが過去にありましたが、現在は入手不可に近いため省略。

まとめ

以上、IIDX用コントローラーについての解説でした。現状は正直、海外製のPHOENIX WAN一強と言えます。

人によってはFPS EMPも選択肢に入るかもですが、1万円ぐらいの差なので、迷う理由が価格なら絶対PHOENIX WANにしたほうが良いです。

実際KONAMI公式のエントリーモデルは使ってみた感じ悪くないんですが、最近は全く入荷する気配がありませんね。

BPLも盛り上がってますし、エントリーモデルが安定供給されれば、INFINITASやモバイルのプレイ人口も少しは増えると思うんですが…。

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