この記事ではビットフェローズ『BFKB109UP1』を音ゲーマー目線でレビューします。「安くても音ゲーでしっかりスコア出せるキーボードが欲しい!」という方におすすめです。
実際にDJMAXやEZ2ONをプレイした動画もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ビットフェローズBFKB109UP1の概要
- 安い
- 10キー以上の同時押しに対応
- 約1kgの重量+プランジャー構造で安定感がある
- CherryMX互換キーキャップが使える
- 耐久性や打ち心地はメカニカルに劣る
- ライティング機能はない
接続方式 | USB |
---|---|
スイッチタイプ | メンブレン |
同時押し | 10キー以上同時押し可能(フルNキーロールオーバー) |
キーの数 | 109 |
キー配列 | 日本語配列 |
サイズ | 3.4 x 14.8 x 44.8 cm |
重量 | 1.17kg |
BFKB109UP1でPC音ゲーを実際にプレイ
「DJMAX RESPECT V」と「EZ2ON REBOOT:R」を実際にBFKB109UP1でプレイしました。
手元はiPhoneで撮影してますので打鍵音の参考にしてみてください。
DJMAX RESPECT V
テンキーを使った配置で8Bも快適にプレイできます。
EZ2ON REBOOT:R
判定厳し目なEZ2ON REBOOT:Rでも十分な精度が出せます。
BFKB109UP1の良いところ
実際にBFKB109UP1を数ヶ月使ってみて、良いと感じた点は以下の4つです。
- 安い
- 打鍵感が良く安定している
- Windowsキーを無効にできる
- CherryMX互換キーキャップを装着できる
安い
BFKB109UP1最大のメリットは、何と言ってもメカニカルキーボードと比べて価格が安い点です。
BFKB109UP1はメンブレン式で製造コストを抑えられるため、1キーごとに独立したスイッチを持つメカニカルキーボードよりも安くなっています。
一般的なメカニカルキーボードは約1万円からで、高級キーボードでは3万円以上するものもあります。比べて、BFKB109UP1は執筆時点で6,000円台とかなりお手頃な価格です。
打鍵感が良く安定している
BFKB109UP1はプランジャー構造のアクチュエータを採用しており、キーを押したときのブレが少なく打鍵感がとても良いです。
メンブレンキーボードと言うと、グニャッとしたような打鍵感のものが多いですが、BFKB109UP1は打鍵感で言えばCherryMX赤軸とほとんど変わりません。
本体重量約1kgの堅牢性も、打鍵感&安定感を高める要素となっています。
Windowsキーを無効にできる
PCゲーあるあるといえば「ゲーム中にWindowsキーを押して裏画面にいっちゃう」ですよね。
BFKB109UP1は誤操作を防止する「Windowsキーロック機能」があります。キーロックの切り替えは左右Windowsキーを2秒同時押しするだけの簡単操作です。
CherryMX互換キーキャップを装着できる
キーボードで音ゲーをする上で避けられないのが「キーキャップの摩耗・破損」です。
打鍵しているうちに印字が消え、最終的にはキーに穴が空いたり、割れたりしてしまいます。
BFKB109UP1はCherryMX互換キーキャップを装着できるため、キーキャップだけが駄目になった際、キーボード本体を買い替えるよりもランニングコストを抑えられます。
ただし、日本語配列のキーキャップは種類が限られており、エンターキーやスペースキーは互換性がない場合がほとんどである点に注意しましょう。
アルファベットのキーはCherryMX互換と記載されていれば基本的に大丈夫です。
BFKB109UP1の悪いところ
実際にBFKB109UP1を数ヶ月使ってみて、悪いと感じた点は以下の3つです。
- (装飾的な意味で)ゲーミングキーボードだけど光らない
- 打ち心地の良さはメカニカルに劣る
- 耐久性が低い
(装飾的な意味で)ゲーミングキーボードだけど光らない
BFKB109UP1はゲーミングキーボードとして売り出されていますが、LEDライティング機能はありません。
光る部分はNumLockやCapsLockなどの状態を示すインジケーターのみです。
ゲーミングキーボードの外観にこだわる方や、配信でピカピカ光る手元を映したい方には向いていません。
打ち心地の良さはメカニカルに劣る
BFKB109UP1は打鍵感が良いとはいえ、やはりメンブレンですので高級メカニカルキーボードには劣ります。
例えるならスコスコとした赤軸に近い打鍵感で、beatmaniaIIDXで言えばエントリーモデルに似ている打鍵感です。
カチカチ感、カチャカチャ感を求める方は茶軸や青軸のメカニカルキーボードを選択したほうがよいでしょう。
耐久性が低い
BFKB109UP1の仕様上のキー耐久性は2000万回です。
一般的なCherryMXスイッチのメカニカルキーボード5000万回以上の耐久性があるため、BFKB109UP1の耐久性はメカニカルキーボードの実質半分以下ということになります。
また、キートップも特殊な印刷ではないため、印字は消えやすいです。
DJMAX RESPECT Vをプレイするならテンキー付きがおすすめ
DJMAX RESPECT Vをメインでプレイする方は、テンキー付きのBFKB109UP1がおすすめです。
テンキーを利用することで、8Bを自然なキー配置でプレイできます。
逆にテンキーが不要な方、省スペースがいい方はテンキーレスのBFKB92UP2がおすすめです。
BFKB109UP1以外の音ゲーおすすめキーボードは以下の記事で紹介しています。
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