【弐寺初心者ガイド】各モードの違いと上達のコツを3つ解説します

この記事では、beatmaniaIIDX(弐寺)を始めたばかりの初心者(3日目~三段ぐらい)向けに、基礎知識と上達のコツを解説します。

ゲームの遊び方やオプションについては省略しているので、公式サイトとあわせて読むことをおすすめします。

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この記事を書いた人
かみゆー

IIDX両皆伝、アリーナ両A1、★★/★★、ポップン50全曲クリアなど。音ゲー歴20年以上のアラサー。

当サイトの更新情報は@TheSafaricomで発信しています。

e-AMUSEMENT PASSを購入しよう

e-amusement passは、KONAMIのゲーム機専用の共通パスです。対応ゲーム機が設置してあるゲーセンで、大体300円ぐらいで買えます。

これを使うと、オプションやクリアランプを保存したり、友達をライバル登録することが可能です。(ライバル登録や各種カスタマイズは、ベーシックコースへの加入が必要です)

ICカード(SuicaやICOCAなど)または、対応するスマホをe-amusement passの代わりに使うこともできます。

各ゲームモード解説

弐寺の主なプレーモードは以下の4つです。(他にもありますが、ここでは省略します)

  • STEP UPモード(初心者向け)
  • STANDARDモード(基本)
  • 段位認定モード(腕試し)
  • PREMIUM FREEモード(時間制)

初心者におすすめの「STEP UPモード」

STEP UPモードは、プレイヤーの腕前に合わせた「課題曲」フォルダ(20曲)が自動的に生成されるモードです。

全曲保証が付いているので、クリアできなくても必ず次のステージに進むことができます。*

「曲が多すぎてどれを選んでいいか分からない…」という初心者にもおすすめです。

※STANDARDや段位認定は基本的に、クリアできないとゲーム終了になります

☆8がクリアできるようになってきたら「STANDARDモード」

STANDARDはIIDXの基本モードです。楽曲をクリアできれば3曲、さらに条件を満たせばEXTRA STAGE、ONE MORE EXTRA STAGEの最大5曲プレイすることができます。

ただしONE MORE EXTRAは条件が厳しいので、基本4曲プレイするモードと考えてOKです。

STEP UPからの移行の目安としては「☆8がASSIST EASYクリアできる」ぐらいが良いでしょう。

EXTRA STAGE条件のひとつが「FINAL STAGEで☆8~12のASSIST CLEAR以上」なので、☆8がクリアできないなら、3曲保証のSTEP UPをやった方がお得です。

自分の実力を試す「段位認定モード」

段位認定は、全4ステージからなるコースを完走すれば合格の腕試しモードです。

7級から1級→初段から十段→中伝→皆伝とステップアップしていきます。

ゲームに慣れてきたら、どんどん上の段位に挑戦していき、最終的には皆伝を目指して頑張りましょう。

制限時間内はプレーし放題の「PREMIUM FREEモード」

PREMIUM FREEモード(通称Pフリー)は、一定時間貸し切りで遊べるモードです(時間、料金は店舗によって異なります)

毎曲フルでやるとコスパが悪いため、主にハード狙いやフルコン狙いのときによくプレイします。

上達のコツ1.適切なオプションを設定しよう

ハイスピードオプションを使おう

まだハイスピードオプションを使ったことがない人は、使うことに慣れましょう。

ハイスピードオプションを使うと、譜面が流れるスピードは早くなりますが、ノーツ同士の間隔が広がって、見やすくなる効果があります。

ハイスピードはプレー画面でスタートボタンを押しながら黒鍵を押すと1段階上がり、白鍵を押すと1段階下がります。(ビギナーオプションでは選曲画面でも設定できます)

後述しますが、初心者のうちは緑数字で400前後がおすすめです。(早く感じる場合は、緑数字を増やして少しずつ慣れていってください)

詳しい設定方法は公式サイトをあわせてチェックしておきましょう。
参考:ハイスピードオプション – beatmania IIDX 28 BISTROVER

ビギナーオプションを卒業しよう

ゲームに慣れてきたら、「ビギナーオプション」から「通常オプション」に切り替えていきましょう。

オプションを表示した状態でEFFECTボタンを押すと、「ビギナーオプション」⇔「通常オプション」と切り替えることができます。

各オプションについての詳細は公式サイトをあわせてチェックしておきましょう。
参考:ゲームオプション – beatmania IIDX 28 BISTROVER

SUDDEN+を設定しよう

通常オプションに切り替えたら「譜面の表示エリア(7鍵)」で「SUDDEN+」を設定しましょう。

「SUDDEN+」は「サドプラ」や「レーンカバー」とも呼ばれ、譜面の上部を隠すことで、目線を一定に保ちやすくなる効果があります。上級者の9割ぐらいは使っているオプションです。

同じ緑数字なら、SUDDEN+を使ったほうがスクロールスピードが低いので、液晶の残像を感じにくくなる効果もあります。

大体レーンの1/3~半分程度を隠すプレイヤーが多いです。

隠しすぎると低速が見切りにくくなるなどのデメリットもあるので、迷ったら白数字200前後から調整してみてください。

白数字(レーンカバーの長さ)
目線はどこに置くのがいいのか?

よく初心者の方に質問されるのが「画面のどのあたりを見て良いのか分からない」ということです。

人それぞれとは思いますが「判定表示(GREATなど)が視界に入る範囲でなるべく上の方を見る」感じが良いと自分は思います。

上を見すぎると判定が見えなくてミスがわかりませんし、下すぎると譜面に対応できないからです。

余裕のある曲なら、判定ライン付近まで目で追ってスコアを狙うこともあります(目押しと言います)が、初心者の内はあまり精度を気にする必要はないでしょう。

緑数字は400ぐらいから始めて慣れてきたら減らす

緑数字とは、ノーツの表示時間(緑数字)を表す数値のことです。

緑数字

基本的に、減らせば減らすほど情報量が減って譜面が見やすくなりますが、減らしすぎると反応が遅れてしまいます。

初心者のうちは、運指や鍵盤の位置を意識しながらプレイする余裕がある400~500前後が良いでしょう。運指に慣れてきたら少しずつ速くしていくのがおすすめです。

正確に調査した訳ではありませんが、段位が上がるにつれて緑数字は少なくなっていく傾向にあります。(上位プレイヤーの平均が大体260ぐらいです)

参考:Twitterハッシュタグ#弐寺のあなたの段位と緑数字教えてください

速ければ速いほど良いというわけではないので、明らかに反応が遅れるようであれば緑数字を増やすようにしてください。

RANDOM系オプションは、初心者は使わなくてOK

当ブログでは「RANDOM常備しろ」と常々言っていますが、それは壁にぶち当たった中~上級者に向けた話なので、初心者の内は全く気にしなくていいです。

特に今は昔と違って曲数も多く、正規譜面だけで色々なパターンが練習できます。

上達のコツ2. 運指(ホームポジション)を習得しよう

初心者にありがちなのが、以下のようなホームポジションです。

これは明らかに弱いのでやめましょう。

まずは、皿と反対側の手を、以下の形で固定することを意識してください。

1Pの場合
2Pの場合

IIDXには名前の付いた運指が色々ありますが、どの運指も皿と反対側の手は基本この形になります。(小指を使うか薬指を使うかは好みになります)

皿側の手は最初は自由に動かしてもらってもいいですが、慣れてきたら「1048式」と皿絡み用の「3:5半固定」を習得しましょう。

10482
1048式
352
3:5半固定

特に「1048式」は後々「手首皿」というテクニックにも繋げやすいので、慣れておいて損はありません。

運指については下記記事で詳しく解説しています。

上達のコツ3.自宅で練習しよう

環境を整えれば、IIDXは自宅で好きなだけ練習することができます。

自宅でできる練習① INFINITAS

INFINITASは、PC向けに展開されている家庭用のbeatmaniaIIDXです。月額1,628円で、遊び放題となっています。(別途楽曲パックの販売もあり)

それなりのスペックのPCと専用コントローラーさえあれば、自宅でいつでもIIDXをプレイできるのは魅力的です。

INFINITASに必要なものについては、以下の記事で解説しています。

自宅でできる練習② アルティメットモバイル

「IIDX ULTIMATE MOBILE」は、beatmaniaIIDXの公式スマホ版アプリです。

現状入手できるコントローラーの中ではBluetooth接続に対応した「 エントリーモデル」でのみプレーできます。(コントローラーなしの場合はタッチ操作になります)

制限無しでプレーする場合は月額980円、HYPER譜面までなら月額480円でプレー可能です。

譜面を自動演奏させてイメトレに使うこともできます。

自宅でできる練習③ 譜面研究

クリアできなかった譜面を確認して研究したり、イメトレするのも良い練習になります。

アルティメットモバイルで自動演奏させたり、Youtubeで譜面動画を見るのも良いでしょう。

譜面サイトを見て、じっくり研究するのもアリです。IIDXプレイヤーなら誰もが1度はお世話になる「TexTage」をブックマークしておきましょう。

当ブログも譜面画像を多数使わせていただいてます。感謝。

自宅でできる練習④ 指を動かすトレーニング

個人的には、音ゲーで筋トレや指トレは(やってれば必要な筋肉は付くので)不要派なんですが、指を鍛えたいという人は下記のようなトレーニンググッズもあります。

暇なときにニギニギしていると、指が動きやすくなるかもしれません。

楽しみながらプレイしよう

基本的なことをいくつか解説しましたが、何よりも「楽しくプレイ!」が大切です。

個人的に弐寺は、「演奏感」と「上達の過程」を手軽に楽しめるゲームだと思っています。鍵盤をバチバチ鳴らすのは爽快ですし、いいリザルトが出ると興奮します。

また、自分で考えて続けた練習が結果に繋がると、とても嬉しいものです。

楽しみ方は人それぞれですので、続けやすい、自分にあった楽しみ方を見つけましょう。

行き詰まったときは、息抜きにでも「IIDX上達ヒント集」を読んでみてください。

以上、「弐寺初心者ガイド」でした。

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